納豆は朝食の定番な食べ物と思いがちですが、朝よりも夜に食べるほうが身体には効果的です。その理由は納豆の成分にあります。納豆にはナットウキナーゼという納豆特有の酵素や多くの体に良い成分を含んでいます。納豆のネバネバはこのナットウキナーゼという酵素のためです。
納豆を食べた時の効果とその理由
このナットウキナーゼという酵素は血液をサラサラにして血流を良くする働きがあります。この酵素の働きは食後10~12時間働くので、夜に納豆を食べると睡眠中の血流が良くなります。
通常睡眠中は血流が滞っている状態なので血流が良くなるとさまざまな利点があります。まず冷え性が改善されます。そして肌荒れなどの美容や病気への抵抗力が促進にも効果があります。これは成長ホルモンの分泌に必要なたんぱく質が摂取できるのと血流の流れが良くなることで成長ホルモンの分泌が促進されるからです。
さらに、コレステロールなど健康診断で異常の出た人にもお勧めです。コレステロールの異常値や動脈硬化、心臓病などのある人は夜中に血流がスムーズでないと、血液がねばつき血のかたまりである血栓ができて、脳梗塞や心筋梗塞になるおそれがあります。ナットウキナーゼが血流の流れをサポートし、微細な血栓を溶解するので重篤な疾患の予防の効果があるのです。
納豆は夜に食べるのがオススメ
納豆にはナットウキナーゼの他にも体に良い成分が含まれています。前述したたんぱく質もそうですが、カルシウムも含まれています。これには気持ちをリラックスさせる効果があるのでぐっすり眠ることができ良い睡眠がとれます。
また寝ているときに形成される骨や歯の成長にも続がります。あまりたくさん摂取すると肥満の原因になりますが、一晩に1パックぐらいの量を食べると美容や健康にも効果がある嬉しい食べ物が納豆なのです。是非、夜に納豆を食べることを心掛けてみてください。