買ってきた納豆、余って捨てるのはもったいないですよね。そんな時に便利なのが冷凍保存。納豆の冷凍保存に関してご紹介します。
冷凍保存した納豆の賞味期限と栄養
納豆は冷凍保存すれば、賞味期限を半年程度経過していても特に問題なく食べることができます。ただし、栄養に関してはちょっと注意が必要です。解凍時に水溶性のビタミンが流れ出てしまう可能性があるのです。ちなみに、その他のたんぱく質や水溶性ビタミン以外の栄養素は冷凍によって失われることがありません。
水溶性ビタミンが失われた場合には、解凍した納豆を食べるときに他の食材で補うことが有用です。水溶性ビタミンの補完には卵やのりが有効です。卵やのりには豊富なビタミンB群が含有しています。また、玄米や発芽米にもビタミンB1が含まれています。失われた水溶性ビタミンを補うことで、冷凍保存の栄養的欠点を補うことが可能になります。
冷凍保存した納豆の解凍方法
しかし、解凍方法によっては食感が若干変わる場合があります。解凍の仕方としては冷凍庫から出しての自然解凍が有用です。
夏場であれば食べる予定の6時間程度前に、冬場であれば8時間程度前から自然解凍するのが望ましいです。その他には電子レンジを利用して速やかに解凍する方法もありますが、この方法は急激な解凍により納豆のにおいがより際立ちます。冷凍保存は賞味期限や栄養に大きな影響は与えませんが一番良い食べ方は購入後速やかに食べることです。
納豆の冷凍保存する時の方法は?
なお、冷凍保存する場合には1パック毎に保存すると便利です。買ってきた容器のままとして他の容器に移したりサランラップや保存袋に移しての保存は余計な手間をかけるだけで良いことはありません。
また、保存を始めた日をパックに記入しておくと、順番に消費することができます。製品によっては包装用外側のみに賞味期限が印字されているものがあるので、個別パックに印字されていないものは日付を追記しておかないとわからなくなる場合があります。いろいろと工夫して納豆を長期保存しつつ、美味しく無駄なく食べてみてください。