納豆アレルギーの症状や原因、対処法について

納豆アレルギー

健康の代表食とも言える発酵食品の【納豆】。他の食べ物などに比べて確率は低めとは言え、納豆アレルギーにかかる可能性があります。

大豆アレルギーも納豆アレルギーも同じ大豆なので一緒と思われがちですが、全く別物と考えてください。

ここでは、納豆アレルギーの症状や原因、対処法についてご紹介します。

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納豆アレルギーについて

ポリガンマグルタミン酸

大豆アレルギーは豆腐や油揚げ、味噌などの大豆類全般に反応して起こりますが、納豆アレルギーは納豆のネバネバ成分であるポリガンマグルタミン酸という物質が原因としてアレルギー反応が起こります。

大豆類ではアレルギー症状が起こらなくても納豆を食べるとアレルギー反応が起こる可能性があるという事を覚えておいてください。

ポリガンマグルタミン酸という物質は消化吸収に時間がかかることから、食べてから発症までに15時間近くかかります

納豆アレルギーの症状はこちら

アレルギーの症状

食べてから発症まで時間がかかるので、自分が納豆が原因によりアレルギーを引き起こしていることを気づかない事もあります。

症状は皮膚のかゆみ、胃痛、下痢、発疹、呼吸困難、鼻炎、咳などがあります。

症状が重くなるとアナフィラキシーショックを起こしてしまうので家族や周囲の人に頼み医療機関に急いで行くことが大切です。

サーファーがなりやすい理由と原因は?

納豆アレルギー サーファー

納豆アレルギーがサーファーに多いということが先日テレビで紹介されました。一体どういうことなんでしょうか?原因など見てみましょう!

サーファーに限らず、ダイバーや潜水士など海と関わりにある人に多いとされているのですが、その原因は「納豆のネバネバ」と「クラゲ」にありました。

基本的に納豆のネバネバ成分はアレルギーを引き起こすことはありません。しかし「クラゲ」と関わることで一転します。

サーファーやダイバーなどはクラゲに刺されることもあると思います。このクラゲの触手の先にポリガンマグルタミン酸があるんですよ。

何度もクラゲに刺されることで体内に残り、納豆に含まれるポリガンマグルタミン酸にまで反応して発症してしまうそうです。

アナフィラキシーショック 症状

主な症状は気管の閉塞や窒息状態、全身ショックによる昏倒などで、75%がこういった強いアレルギー症状を持っています。

そして納豆アレルギーは遅効性なので、食べてから10時間くらい時間が経たないと症状が出ないんです。なので最初は自覚をしていない人が多いんだそうですよ。

こういったアナフィラキシーショックはいつ起きるか分かりません。それまで問題なかったとしても急に発症することがあります。処置が遅れると命の危険になることも。

クラゲに何度も刺されたことがあるという方は、一度病院で検査してもらっておく方が安心ですよ。アナフィラキシーを起こしてからでは遅いんです。自分の命を守る為にもしっかり診てもらいましょう。

納豆アレルギーの対処法や予防法は?

アレルギー検査
出典:http://www.doctors-gym.com/anti-aging-examination/allegy

納豆アレルギーの対処法は症状や原因を知るために、医療機関で食べ物を含めたアレルギー検査を受けておくことが大切です。原因となる納豆は絶対に食べないことなど今後の注意点を聞くことが大切です。

納豆をたべない事はもちろんですが、ポリガンマグルタミン酸は保湿効果を高める効果があることから化粧品や健康食品にも使用されているので、気を付けましょう。

全ての食物アレルギーは簡単に完治させることは難しいのが現状ですが、「食べない」「使わない」ことで発症するのを予防できるので、自分が納豆アレルギーなのかどうかわからない方は是非 検査を受けてみてくださいね。

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